結婚指輪


素材:Pt900
先日お渡ししたご結婚指輪。
シンプルな平打ちリングの表面に、繊細な槌目をつけました。
手作業で叩くことによって生まれた微妙な凹凸の変化が特徴です。
新郎さまはマットに、新婦さまのほうはあえてきらきらとした仕上げ。
リングの厚みや幅、着けたときの印象、槌目の加減など、シンプルな形状
だからこそ細部までお話し合いを重ねながらつくっていきました。
これ以上はないというくらいシンプルですが、ありきたりではないリング、
おふたりのイメージに合うものができたのではないかと思っています。
いちばん最初にお会いした時から、いつの間にか1年ほどが経っていて、
最終的に喜んでいただけるものができてとてもうれしかった。
このたびは本当にありがとうございました。

ここ最近ご結婚指輪のご紹介がつづいていますが、それぞれオーダーを
いただいたタイミングはかなり違うのに、たまたまお渡しするのが同時期に。
フルオーダーでのご結婚指輪はつくるのに時間がかかるということもあり、
お客様からオーダーを受けてずっとつくっていくことになるとは最初はあまり
考えていませんでした。
いつの間にか、いただくオーダーが少しずつ増えていくようになって、
プフッツェのものをつくるときとはかなり違う思考回路というか気持ちで
つくっているのですが、私たちに頼んでくださる方がいる限りは、できる
範囲でずっとつくっていければなあと思っています。

今日は先ほどお取り扱い店のディスプレイを変更して帰ってきました。
また詳細については明日お知らせしたく思います。

結婚指輪


素材:K18WG/Pt900
オーダーで製作したご結婚指輪のご紹介が続きます。
山梨で探してきてくださったソーヴィニヨン・ブランのぶどうの枝を
型取りしてつくりました。

新郎さまは日本料理、新婦さまはイタリアンという専門の違いはあるものの、
おふたりとも料理人というお仕事をされているのです・・
お話をしていくなかで、おふたりともの好きなものであるワインという
キーワードが浮かび、(新婦さまはソムリエでもあるのです)
ぶどうの枝を使うことに決まりました。
枝の節をあえて生かし、躍動的なラインと繊細な質感が感じられるリングに
できあがったと思います。
本日お渡ししたのですが、指に着けていただいた感じもしっくりとして嬉しい気持ちに。
このたびは本当にありがとうございました。

結婚指輪


素材:K18YG
また一組、オーダーくださっていた指輪が完成しました。
樹皮の質感を写しとったものをすこしずつずらして重ねていくことによって、
見る角度によっては年輪のようなイメージも感じられるリング。
おふたりのことを思い浮かべながら、雰囲気に添うものになるように
それぞれ樹皮の重ね方やかたちを微妙に変化させてつくりました。
このたびは本当におめでとうございます。
そしてありがとうございました。

結婚指輪


素材:K18YG

オーダーいただいていたご結婚指輪。
お二人で採集してきてくださった桜の枝を使ってつくりました。
新郎さまのほうは、10年以上前からのお友達なのですが、
マラリアの研究をしている博士なのです。
おふたりのご希望を聞いて、枝そのままの質感はもちろん生かすのですが、
独創的なおもしろさと知性的な雰囲気をそこにプラスするようなイメージ・・
(私のほぼ勝手な判断による)で仕上げました。
喜んでいただけたようで、とてもうれしかった。
このたびは本当にありがとうございました。

先月の終わり頃、1週間にわたる四国旅行から帰ってきて
いろいろとたまっていた仕事をして、いつのまにやら11月。
旅行はすばらしい体験でした。
その時の写真などはまた後日ご覧いただければと思います。